PixivFANBOXで二次創作は投稿可能か?デメリット・疑問点・不安要素などをまとめてみた。

 

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こんにちは!イラストレーターのTAKIです。
今回は前回記事の続きです。
前回の記事を読んでない方はそちらも読んでみてくださいね!


さて、前回の記事ではPixivFANBOXの理想的な在り方、メリットのみを挙げてきましたが、やはりデメリットや不安な点も少しありますよね。
ここからはクリエイター目線でどんなところがデメリットなのか、運営する上での不安な点、疑問点なども考察してみたいと思います。

クリエイターから見たPixiv FANBOXのデメリット・障壁・不安な点

そもそもファンは本当に支援してくれるの?

多くのクリエイターにとってこれが一番不安な点ではないでしょうか?
今までPixivやTwitterで無料で見れていたものが有料になったところで誰も課金しないのではないか。
確かにそうですよね。
人によってはあり得ると思います。
仮に数人ファンになってくれたとしても月々数百円ではお小遣いにもならない!
そのためにコンテンツを用意するのはどう考えても割に合わない…。
なんてこともありえます。笑

(笑えねぇよ…。

そうなった場合自分の実力のなさを噛み締めて精進する以外ないですよね…。
へこんで自信をなくすのか、これをバネに努力するのかは自分次第。

自分の現状を図る良い機会とポジティブに考えて強く生きていこう…。

生きろ、そなたは美しい。

PixivFANBOX単体ではファンを集めるのは難しい

PixivFANBOXはクローズドなコミュニティなのでどうしてもネット上への露出が少なくなってしまい、
単体ではファンを獲得しづらいのではないかと思います。

PixivやTwitterなどのSNSにフォロワーがたくさんいるクリエイターにとっては何も問題ありませんが、
これから創作活動を始めたいという人がPixivFANBOXで直接ファンを獲得するには無理があります。
まずはPixiv・Twitter・Facebook・Instagram・Youtube・ニコニコ動画などのSNSを利用してフォローを集めPixivFANBOXに入ってもらうという手間はどうしても必要です。
なので始めるタイミングをしっかり見極める必要があると思います。

決済手段の選択肢が少ない

ファンが支援する場合の決済手段が現状クレジットカードとPayPalの二択しかないということです。
そして、PayPalの規約上R18コンテンツへの支払いができないため、R18コンテンツを提供する場合には、支援を受け付ける決済方法がクレジットカードのみになります。

現状だとクレジットカードやPayPalアカウントが無い人は支援したくてもできないということになるので、カードを持っていない学生などの若年層のファンは取り込みにくいかもしれません。コンビニ決済とか、銀行引き落としとか、もう少し選択肢があっても良いですよね。

しかし、まだリリースされたばかりなので、追加される可能性もあります。
今後の運営に期待しましょう。

継続してコンテンツを投稿できるか不安

これは僕もそうなのですが、他のクリエイターの人たちのTwitterのつぶやきを見ていて同じように悩んでいる人が結構いました。
お金を貰っている以上無料で見れるSNSよりコンテンツの質や投稿頻度を上げないといけないのではないか…と考えてしまうんですよね。

フリーランスで仕事をしていると仕事の量にも波があるので、忙しくて今月一つも投稿できなかった、ファンに申し訳ない…。
みたいな気分になってしまうかもしれないという不安。
投稿できない状態が続くと罪悪感に苦しめられる人も出てくるでしょう。

・継続して運用できるのか?
・義務感を感じてしまって重い。
というところが初めの障壁になっていると思います。

本気でクリエイターとして生きていきたいと思っている人向け

「創作活動が好きで、できるならずっと続けていきたい」というクリエイターのためのサービスです。
これは公式サイトに書いてある言葉です。
この言葉通り創作活動をずっと続けていきたい、という人のため設計されたサービスだと思うので、
継続できない人はファンも増えず支援も雀の涙ほどで、しんどくなって離脱してしまうと思います。

しかし、今は継続力に自信がないという人でも気持ちの根底に、今の生活を変えたい!好きな創作活動をして生きていきたいという思いがあれば、
ファンと交流する中で楽しみや喜びなど自分のモチベーションが上がるポイントを見つけ、その経験が継続力になる可能性はあります。
今まで踏ん切りがつかなかった自分自身を奮い立たせるために利用してみるのもありだと思います。
目標があるほうが人は行動できます。

PixivFANBOXを利用するかしないかに関係なくクリエイターとして生きていくには創作活動を継続していかなければいけません。
結局上手く使いこなせるかは自分次第という極論に至ります。
何事も「継続は力なり」ですね。

PixivFANBOX最大の疑問点・二次創作コンテンツの投稿は可能なのか?

これ気になる人多いですよね!
公式サイトにはR18作品の投稿についての記述はあるが、二次創作の投稿に関しての明確な記述が無いです。
同じように疑問に思った人がいて、公式ツイッターの二次創作についての回答を見つけました。

現時点(2018年4月26日)では、二次創作イラストの投稿は可能!?
ただし、PixivFANBOX関して権利者からの通報があった場合や、明確に著作権違反と判断できる場合に、投稿を非公開とさせていただくことがございます。
とのことです。

うーん…!
なんだか曖昧ですね。

明らかに著作権違反(勝手に他人の著作物を投稿)したらアウトというのはわかります。
しかし投稿可能ということは「権利者からの通報がなければ大丈夫」という解釈もできますし、これは同人誌の二次創作などでも議論されてますよね。
業界自体が持ちつ持たれつで成り立っている部分もあるので黙認しているというのが現状。

TwitterなどのSNSは二次創作の作品を投稿しても直接それで利益を得ることはできないので、グレーゾーンで黙認されている理由になると思いますが、
PixivFANBOXの仕組み的に二次創作で利益を出せてしまうところが賛否両論あると思います。

しかし、この投稿には続きがありました!

このツイートでは、機能上投稿することは可能という意味合いでの答えであって、
他者の権利を明確に侵害している場合迅速に対応します。とのこと!
と言うことはやはり二次創作の投稿はNGだと僕は解釈しました。
それはそうですよね、であれば二次創作についての対応を公式サイトなどに明確に明記すべきだと思います。

最近では漫画村のサイトが閉鎖されたこともあるのでユーザーがモラルを守って大事にならないように気をつけたいですね。
せっかく良いサービスなのでコミュニティ全体の信用がなくなり閉鎖するという最悪のパターンは避けたいです。
個人的には訴えられたら勝ち目は無いと思うので、オリジナルの作品を投稿する。
これが一番安全なことに間違い無いと思います。

僕自身は二次創作に関して否定も肯定もしない中立な意見です。
したい人は許される範囲ですれば良いし、したくなればしない、自分はどう在りたいかだと思います。
ただ行き過ぎた行動は個人だけでなく、コミュニティ全体にも関わってくると思うので、そこだけは注意したいものです。

障壁・不安要素・お悩みを解消する

さて、ここまでPixivFANBOXを始めるメリットやデメリット、クリエイター目線での悩みや不安要素などを考察してきましたが、
総合的に見てやっぱり魅了的なサービスだなと個人的に思います。

好きな絵を描いて飯を食いたい!絵を描く人なら誰もが思いますよね笑
そんな夢のような生活ができるような時代になってきたと言うことです。
ぜひ有効に活用していきたいですよね。

ただし、新しいことを始める時って不安に思う人も多いと思います。
そこの不安をどう解消するか、または軽くするか自分なりに色々考えてみました。

低額の寄付のようなプランから開始する

思い切ってこれは私への寄付です、それでもいいなら支援してください!と言ってしまいましょう。
プライド?そんなものは捨ててしまおう!

しかし、同意を得るためにプランの説明のところにしっかり意図を明記しておくのが大切だと思います。
見返りを求めず、ただただあなたの絵が好きだから支援させてください!と言う人たちが支援してくれるかもしれません。

PixivFANBOXは最低額100円から最高額10000円のプランを設定できます。
低額ならファンのハードルも下がり支援してもらえるかもしれません。
これなら気負いなく始められそうですよね。

実際にすでにPixivFANBOXの開設している人たちのページを見てみると、100円〜500円くらいのプランから始めている人が多いです。

僕が思う一番の障壁はやはり「継続してコンテンツを投稿できるか」だと思います。
有料なのに投稿が滞ってしまった時のリスクとかファンへの罪悪感が怖いんですよね。
寄付という前提で同意の上なら、仮に投稿か滞ってしまっても寛大なファン層なら理解してくれると言う安心感を得られるのではないでしょうか?
ただし長期間の放置はさすがにファンの人も離れてしまうと思うので注意です。

ファンが増えて創作時間にも余裕が出てきたら新しいプランを提案するという流れが無理がないと思います。

ファンの増やし方

ファンがいないと成り立たないので、いかにしてファンを増やすかというのが課題です。
PixivFANBOX単体だと発信力は弱いので他のSNSやブログなどから導線を引くのがベターだと思います。

pixiv・Twitter・Instagram・Facebook・YouTube・ニコニコ動画・個人ブログなど、使えるツールはたくさんあります。
まだどのSNSにもファンが少ないという方は、まずはSNSのファンを増やす努力が必要だと思います。
明確な数字はわかりませんが、その中の数パーセントの人たちがFANBOXに入ってくれることになるでしょう。
分母が多ければ多いほど可能性は高まります。

あとは支援してくれる人の気持ちになってプランやコンテンツを考えるのも大切です。
特典を魅力的なものにしたり、FANBOXならではのコンテンツを充実させたり。
自分がどういうクリエイターなのか、どんなことを発信しているのかを伝える作業を丁寧にかつ継続的にやる必要があります。

流入を増やしつつファンが離れないようなコミュニティ作りの両方を地道に続けること、近道はないです。
ファンにとっても自分にとってもここが私の居場所だと思える心地よいコミュニティになるように努めれば、数字だけでは測れない価値が生まれるのではないかと思います。
全ての作業を将来への投資と考えると良いかもしれませんね。

あとは大前提として作品に魅力があることが大切ですがこれが難しいところですよね。笑
クリエイターの一生の課題と言っても過言ではないし、語り出すときりがないので作品の魅力については今回は触れないでおこうと思います。

公開する前にコンテンツの下書きを書き溜めておく

今は忙しくて難しそうだけど、そのうち開設したい!という人は
とりあえずアカウントを作ってしまって、告知とプランは公開せずに下書き保存で記事をストックしておくと、後々楽になると思います。
コンテンツを作る練習にもなりますし、気に入らなければ削除も修正もできるので安心です。

自分が始めやすいタイミングで開設の告知をすれば、焦ってコンテンツを投稿しなくてもストック分を楽しんでもらうことができます。
下書きのストックがあると余裕を持って運営できますよね。

僕も今すぐには開設するタイミングじゃないと感じているので、今はこの方法で練習も兼ねてコンテンツを書き溜めている状態です。

まとめ

さて、ここまで考えだったり想定だったり書いてきましたが、あくまで僕なりの考えだったり想定なので、実際にやってみないとどういう結果になるかは分からない!というのが本当のところです。

まだリリースされて間もないサービスなので、運営もユーザーもみんな手探りでやっていると思います。
正解は誰もわからないと思うのでみんなで試行錯誤して、日本にもクリエイターを支援する文化が根付くといいですよね!

今後も色々な機能の実装や改善が行われると思います。PixivFANBOXがより良いものになっていくのを期待しましょう!
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最後まで読んで頂きありがとうございました!

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